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帳簿をつけたり、決算をしたりする時の消費税についてですが、税抜計算方法と税込計算方法があると思うのですが、何がどう違うのでしょうか?
また、メリット・デメリットを教えて頂けると助かります。

ちなみに、私たちの様な設立して間もない会社はどちらがいいのでしょうか?

(名古屋市 S49年生まれ 男性)

消費税及び地方消費税の経理処理として税抜経理方式と税込経理方式とがあり、どちらの方式を選択してもよいことになっています。なお、免税事業者は税込で処理を行うことが法律で義務づけられています。

税抜経理方式とは
売上または仕入に係る消費税及び地方消費税を売上高、仕入高に含めないで区分して処理する方法です。支払った消費税等は仮払消費税等、受け取った消費税等は仮受消費税等として処理し、期末に納付すべき消費税等を計算します。

税込経理方式とは
売上または仕入に係る消費税及び地方消費税を売上金額、資産の取得価額、経費などに含めて経理する方法です。消費税額等を取引金額に含めて計上し、期末または納付時に費用として処理します。

税抜経理方式のメリット
・仕訳を通じての仮受・仮払消費税額等の差で納付する消費税が把握できる。
・企業の損益を正確に把握できる。税込経理は、固定資産や棚卸資産にかかる消費税を資産の取得価格に含めてしまうので若干利益が大きくなってしまう。
・交際費等の損金不算入額が税抜で計算できて有利になる。
・少額減価償却資産(10万円未満)の判定が税抜で計算できて有利になる。

税抜経理方式のデメリット
・すべての消費税を正確に把握して経理処理しなければならず消費税の細かい知識が必要不可欠となる。
・1つの課税取引に対して2つの仕分けをする必要があるため、手間がかかる。
・消費税等を簡易課税方式で計算する場合、課税売上げを税込金額に戻して計算しなければならない。

税抜経理方式には以上のようなメリット、デメリットがあります。逆に税込経理方式は、企業の損益は、消費税額によって影響されるが、税抜計算の手数が省けるということです。開業まもなく取引が少ないのであれば税込経理方式で処理したほうが、簡単で良いと思います。
また、経理ソフトをお使いの場合は、税込経理方式で入力し、税抜経理方式に直すという方法がありますので、担当の税理士に相談してください。

 

 

 
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